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タレント文化人100人斬り

書誌

author佐高信
publisher教養文庫
year1998
price640
isbn390-11627-4

目次

1感想
2抄録

履歴

editor唯野
1999/2/1x読了
1999/3/16公開
2000.12.10修正

話題の書であるから余計な説明はしない。書名の通りである。痛快無比、(似た文言が多いものの)手加減なしのめった斬りもここまでくれば爽快というよりほかはない本である。

抄録

8

そのやすしが、たけしの『フライデー』殴り込み事件を聞いた時、発したセリフが「一人で行け、ドアホ!」だった。これはズバリ、たけしの弱点を突いている。

たけしは何度も取り上げられているが、他には猪瀬直樹もそう。

10

-/-たとえホンモノであっても「必要流通量以上に放出される通貨はすべてニセではないのか」と鋭く指摘したものだった。

西部はいわば、このニセ札の働きをした。ホンモノの東大教授たちのニセモノ性を暴露したのだが、西部(邁:唯野注)自身もしょせんはニセ札である。-/-

一方で持ち上げたのかと思ったら、次節ではこの厳しさである。彼を始めとする学者連合としては、梅原猛(たけし),栗本慎一郎,舛添要一,加藤寛(ひろし)などが登場する。また、p.218では「西部のイヤらしさは、自らが保守派という多数の尻馬に乗りながら、少数を気取るところにある。」と続いていく。

12-13

「もし息子が罪を犯したとき、世間がなんといおうと、あたしは、絶対息子がいいと言おうと思っている。子供が困ったとき、支持できるのは母親だけ。盲目的に支持していい人が、他にいないでしょう。父親だって、ちょっと困る。母親が一番愚かしく、盲目的になってもいい……。-/-

これは曽野綾子の箇所だが、彼女は灰谷と非常に近い。いずれもわけのわからない理由で出版社から版権を引き上げながら、その後がいただけないからである。特に曽野はその後、日本船舶振興会の理事に納まるなど著書の中身(ヒューマニズム礼讃)と行動とが本当に一致しない。著者は彼女を林真理子と思考方法が同じと断罪しているが、いわれてみればそうかもしれない。それで、その林真理子はというとp.73で出てくる。

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