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快読 100 万語 ! ペーパーブックへの道
辞書なし、とばし読み英語講座

書誌

author酒井邦英
publisherちくま学芸文庫
year2002
price1,000+tax
isbn480-08704-4

目次

1感想
2抄録

履歴

editor唯野
2002.12.3読了
2002.12.31公開
2003.1.20修正

SSS (英語学習法研究会) の主宰者による本。もともと、英語の学習はしたいが、だからといって今さら受験英語のようなことはやりたくないし時間もないと思っていたところ、たまたま本屋で見つけたので買ってきた本である。一読してみて、本書でいうところの「簡単なものから辞書などを使わずに行う多読」がどの程度信頼できるのかは自分でも試したわけではないので何ともいえないが、ただこれに近いかたちでしばらくやってみようとは思った。

その一番の理由は、私自身が本おたくであり確かに英語と思うと距離を置きがちだが、読書としてみれば普段からそれこそよくやっているわけであるから、それを簡単なものからやる分には確かにやれそうだと思ったこと。また、電車の中などで読めば、嫌でも辞書などは持ち込めないので、本書の趣旨にも自ずから合致すると考えたところによる。実は 『くまのプーさん』 を読んだのも、読書ノートにする順序が前後しているだけで、本書の影響によるものである。

というわけで実際にどの程度の効果があるのかは追って報告したい。実際に成果といえるものがあるのかどうかにかかわらずそうしたいと思う。ただ、個人的には方法論よりも要は「やるかやらないか」だとも思っているので、別にこの方法が唯一最高だなどというつもりはない。私にとってたまたま相性がよさそうであり、そういうきっかけになったという事実の方が重要だと思っている。

抄録

20-21

なんでこんなにやさしい、子どもっぽい本からはじめるのかと思うことでしょう。それは仕方ないのです。学校英語は辞書を使い、文法解析をして、短い文章に大変な時間をかけます。そんなのろのろした速度ではペーパーブックを楽しむというわけにはいきません。快適な速度で読むには、学校英語の読み方とはちがう、本来の読書を習いなおさなければならないのです。それは別に新奇なことではなく、ただ日本語の本を読むのとおなじように読むだけのことです。ところが英語を読む段になると学校英語が足かせになって、とたんに「普通の読み方」ができなくなってしまいます。

頭のなかの足かせから自由になるためには、辞書と文法を使って読める英文よりもはるかにやさしい本からはじめます。cf.55

21

英会話学校で身につく最も大きなものは、いま持っている英語の知識を駆使して、いかに図々しく話せるようになるかという「度胸」でしょう。

英会話学校に通っても英語力がつくわけではない理由は単純です。英語の吸収量が少ないからです。cf.186

23

100 万語は 300 ページほどのペーパーブックで 10 冊にあたります。100 万語読んだらもう英語の学習は終わり、というわけではありません。いままでの指導経験から判断すると、もちろん個人差はありますが、だいたい 100 万語くらい読むと、指導はいらなくなると思われます。

26/49-50

本書では学習のレベルを赤、橙、黄、緑、青とし、更に赤をピンク、赤(初級)、赤(上級)とに分けている。ピンクレベルは 1 ページに 1 文章、数語という本になる。

27/29 ピンク
  • Early STEP into Reading シリーズ (Random House 社)
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