ホーム > 読んだ >

山田章博画集

書誌

author山田章博
publisher中央公論新社
year2002
price8,000+tax
isbn12-003263-9

目次

1感想

履歴

editor唯野
2002.3.x読了
2002.6.17公開
2002.6.17修正

カバー書名の通りである。それ以上でも以下でもないのだが、著者にとっての正面から「画集」と銘打った本はこれが初めてとのこと。著者自身はあとがきにおいて「何にしても画集が出るというのは、僕の人生においてワースト・スリーに入る出来事といってもいい。」などと述べているが、20 年にわたる挿絵類が集められたとなると、さすがに壮観ではある。挿絵になった作品の方を眺めてみると竹河聖、平井和正、菊地秀行、六道慧などなど、そういう方面の名前がたくさん並んでおり、これはこれでおもしろい。(著者の絵にしか関心がないので読んだことのある作品があるというわけではないのだが...)

実をいうと本書の刊行というのは偶然、中央公論社(読売に買収されたから新社か)の Web を見に行って気付いたという具合で、もちろんすぐさま予約したのはいうまでもない。アキバの書泉ではサイン会までやっていたらしく、一生に一回くらいそういうものに行ってみてもよかったのだが、どうせ起きれないのが明白だったので却下した。漫画家でありながら画集で満足できてしまう人というと、今のところ後は林静一(小梅ちゃんという飴の絵の人)ぐらいだが、著者の意図とは裏腹にこれはいい本である。だいたいからして、表紙の女性が本を持っているこの絵だけでも既に私のツボにはまっている。(というか、これが一番よい。)

Up