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デーモンプロセスの実像にせまる!
デーモンプロセスのヒ・ミ・ツ

書誌

author常岡伸二
publisherCQ出版社
year『OPEN DESIGN 2000.12』p.112-119

履歴

editor唯野
2000.11.7読了
2000.11.7公開
2002.1.6修正

デーモンについて簡単に触れた記事。概要を知る意味では手頃な長さだと思った。ただ、表題も含め全体的に中途半端な気がしないでもない。

抄録

daemon も demon も日本語だと同じデーモンになるが、後者は悪魔(devil)で、いうまでもなくここでのデーモンは前者(守護神)。デーモンプロセスは通常、システムの縁の下の力持ちとして時間や一定のトリガによって起動する常駐プロセスのことを指す。一般にデーモンプロセスはシステムの起動・終了に伴って動き、通常はイベント待ちを続け、実際の処理は子プロセスの起動によって行う??というかたちを取ることが多い。

定期的な処理を行う場合に使うデーモンが crond で、そのスケジューリングを設定するのが crontab コマンドとなる。そして設定内容がユーザごとの crontab ファイルに記述される。ファイルは

min hour day month week command

の各要素で構成され、それぞれは空白かタブで区切られる。時刻指定に * を使うと全ての有効な値を意味し、コマンド部分での % は復帰改行として扱われる。つまり、% までがシェルによって実行され、それ以降は標準入力としてコマンドに渡される。また # で始まる行はコメントとなる。

一方、inetd はポートを監視してポートへのアクセスのあったときに指定された処理を行うデーモンで、/etc/services に定義されたポート名のうち、/etc/inetd.conf で指定されたポートにアクセスがあると、指定されたコマンドを実行する。inetd をうまく使うことで、ユーザプログラムでの定期処理を任せることができる。

例えば、ftpd を inetd から起動するには /etc/inetd.conf に次のような 1 行を追加する。

ftp stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd /usr/sbin/in.ftpd -a -l

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