IDEA HACKS!
今日スグ役立つ仕事のコツと習慣
書誌
tag | lifehack |
author | 原尻淳一・小山龍介 |
publisher | 東洋経済新報社 |
year | 2006 |
price | 1500+tax |
isbn | 978-4-492-04259-5 |
履歴
editor | 唯野 |
2007.5.26 | 読了 |
2009.7.16 | 公開 |
2009.7.21 | 修正 |
国内における lifehack を扱った嚆矢的な本のひとつで『TIME HACKS!』や『STUDY HACKS!』などが一連の本として既に出版されている。文字通り HACK を集めたものなので、『Getting Things Done』のように体系だった情報の処理法を扱うものではないが、デジタルな道具を積極的に援用しつつ仕事の効率を上げるという、旧来の単なる IT の使いこなしであるとか、アナログのデジタルでの置き換えではないところに意義がある。効率は一朝一夕で改善されるものではないが、小さな改善の積み重ねが時間であるとかゆとりといった、大きなものにつながる、もしくはつながっていくというところへ lifehack の最終的な goal が設定されるとより効果が生まれるのだと思う。
抄録
5
原尻 たしかに。ぼくらはいつも「方法」を探っているし、方法にこそ、新しいクリエイティブは宿ると信じている。目に見えるアウトプットから、その奥にある、目に見えない方法をひねり出す。そして、その方法を自分のビジネス領域に転化させる。これは常にぼくらが心がけていることで、共通している興味関心って、たしかにココにあるよね。
19 cf.20
では、いつでもメモをとれる態勢になっておこうということで、いろいろと試行錯誤した結果、一にも二にも、「ペンをいろいろなところに持ち歩く」ことだということが判明しました。
24
-/-メモすることによって、頭の中の短期記憶から消去し、作業領域を確保するのです。
25-26 cf.45
-/-フロー型の情報ばかり扱っていると、記憶に残らず、結局、アイデアが実現していきません。常に、ストック型の情報へと整理し直していく必要があるわけです。
33 cf.79
-/-わたしは電車の中でよく、ケータイのメモ機能を使って思いついたことをメモしています。-/-
必要な資料も常に参照できるようにしておく。
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