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経営がわかる会計入門

書誌

author永野則雄
publisherちくま新書
year2004
price700+tax
isbn4-480-06158-4

目次

1感想
2抄録

履歴

editor唯野
2004.3.2x読了
2012.9.13公開

書名の通り入門書でさらっと読めたのはよかったと思う。とはいえ、古本屋で見つけて買ってきた本なので、実際はもっと定評のある入門書があるのかもしれない。本当は私も簿記ぐらい勉強すべきなのだろうが...

抄録

17

現在では、国や地方自治体がその会計に複式簿記を導入しようとしています。、-/-

国や自治体の会計は、基本的には、現金出納帳です。その点では、同好会やサークルがつける現金出納帳や、主婦(主夫?)がつける家計簿と同じものです。-/-

19

ぼやきはともかくとして、K市のバランスシートには面白い解説があります。(といっても、K市独自のものではないでしょうけど)。それは、資産を「これからの世代に残る資産」、負債は「これからの世代が負担する金額」、正味資産を「いままでの世代が負担した金額」という解説です。つまり、市が保有する資産に関してどの世代が負担するかという観点から、「負債」と「正味資産」を解釈しているのです。

K市の広報誌はバランスシートをさらに市民一人あたりの金額に計算しています。-/-

21

自治体の財政が深刻な状態であっても、株式会社と違って倒産することはないと思っている人も多いでしょう。しかし、本当に倒産することはないのでしょうか。以前、カリフォルニア州のオレンジ郡が倒産したことがあります。また、南米のアルゼンチンは国債の償還を中止しました。国債が償還できないということは国が倒産したと同じことです。もっとも、わが国もかつて戦前の国債を償還しなかったということがあります。

28

会計が歪んだ鏡である宿命は、会計の特性からきています。会計の産物である財務諸表は事実と規約と判断とが組み合わさったものだといわれています。これは一九三六年にアメリカ会計士協会の文書で述べられたことですが、会計の特性を適切に表現しているものです。-/-

31

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