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古民家再生住宅のすすめ

書誌

author宇井洋
editor石川純夫(監修)
publisher晶文社
year2001
price2000+tax
isbn4-7949-6502-8

目次

1感想
2抄録

履歴

editor唯野
2010.11.17読了
2010.12.13公開
2010.12.13修正

古民家再生の概略を一般の施主向けに解説した本で、内容的にざっと一通りを扱っている。また、後半は実際の再生事例を同じく施主の立場に立って複数紹介しており、「古民家再生に関心があり最初の一冊として感じをつかみたい」という人には手頃な本だと思う。但し逆にいうと、それ以上を求める人には物足りなさを感じる本だと思う。

抄録

12 cf.53

ほんの一〇年前まではこんな話を聞いても、おそらく家を建てようと思っている人の多くは耳さえ傾けなかったことと思います。トレンディという言葉が最大の価値を持っていた当時、新しいことが善で、古いことはすべて悪でした。そんな時代にわざわざ古い民家を再生して住むことなど、誰にも想像できなかったのも無理はありません。-/-

このような流れを変えるきっかけとなったシックハウス、欠陥住宅、建築廃材による環境問題。一方でそれまで民家が顧みられなかった理由としての寒さ、暗さ、使い勝手の悪さなど。

19

新建材で建てられた住宅は、新築のときが美しさのピークです。歳月を経ることでその輝きは見る見るうちに色あせ、化けの皮が剥がれていきます。-/-

p20には塩化ビニールクロスについて。外壁材としてのサイジングや突板張のフローリングなども同様だろう。

22

ところが、新建材の突板合板なら、そんな面倒な手間はかからず、なおかつ品質も均一です。合板は反りや狂いとも無縁ですし、突板の表面は硬質樹脂で塗り固められているため、傷も付きにくいし、掃除もムク材に比べて格段にラクにすみます。

23

住宅をつくる大工などの職人たちにも同じことがいえます。かつての大工は使用する木材の一本一本を吟味し、それぞれ適材適所に用いる知識と技術を持っていました。たとえば木の年輪の幅をうまく利用することで、昔の大工は建具の狂いを最小限に抑えてきました。

28

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