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100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書「多読」のすすめ
レバレッジ・リーディング

書誌

author本田直之
publisher東洋経済新報社
year2006
price1450+tax
isbn978-4-492-04269-4

目次

1感想
2抄録

履歴

editor唯野
2008.10.11読了
2009.3.29公開
2009.3.29修正

リーディングと書名には謳っているが、本書はその冒頭ではっきりと書かれているように(p1 cf.16-17)


その理由は、わたしにとって読書とは、「投資活動そのもの」だからです。本を読むのは自分に投資することです。それは、このうえなく割のいい投資です。どんなに利率のいい金融商品に投資するよりも、確実に多くのリターンをもたらします。

であり、自分への投資のための手段としての読書、もっといえば多読のためのビューイングといってよい本である。むろん、著者は本書で紹介する多読法が従来の読書とは一線を画すことは十分理解しており、その対比も含めて紹介を行っている。また、私自身もネットと読書を普段から併用している以上、本書のいいたいことやそれが時代に合致しているであろうことも理解できる。

ただ、やはり私のような本オタクには少し厳しいというか、「では逆にいえばリターンに値しなければ本も読まないのか ?」ということになってしまう。また、長編小説の類を拾い読みしても仕方がないし、小説からであろうと得るところがあるのは事実である。要はメディアを問わず問題意識があれば、それに関するトピックは目につくだろうし、これでは意外性もない。

とはいえ、読書の記録を残すべきだというあたりのくだりは全く同感で、私も自分のこの読書ノートの習慣こそが読書以上に重要なのではないかと思っている。そういう辺りに関しては素直に同感だった。

抄録

2-3/26 cf.22-23/25/46

ビジネス書には、努力の末に成功した人がその知識やノウハウを書いたものがたくさんあります。それらを読むということは、成功した人のやり方から学ぶということにほかなりません。その知識やノウハウを自分流にアレンジして仕事に役立てれば、もっと効率よく仕事をすることができます。本を書いた人が何年も何十年もかけて体得したノウハウを、わずか一冊の本を読むだけで手に入れることができるのです。そのうえで自分なりの工夫を加えれば、早く、少ない労力で、成功にたどり着ける。その結果、時間の余裕が生まれるというわけです。

それなのに本を読まない人は、せっかく本にうまいやり方が書いてあるにもかかわらず、自分一人で一から試行錯誤しながら、何もかもやろうとする。要領がよくないのです。

時間は生まれたときから誰でも一日二四時間と平等なのです。それなのに、生活レベルが不平等なのには何か理由があるのです。だから、工夫して要領よく効率を上げないと、毎日いたずらに忙しいだけで、本を読む時間も気力も体力も残らないというわけです。

わたしを含めた九九%の人間は、誰か成功した人のやり方を学んで、そこに自分なりの応用を加えるのが、成功への近道だと思います。試行錯誤に時間や労力を使うのではなく、結果を出すために時間や労力を使うことができるようになるからです。

20

このとき、わたしは生まれてはじめて、「本って、なにも全部読まなくてもいいんだ」ということを発見したのです。このことは「本は最初から最後まできちんと読むものである」と思い込んでいたわたしにとっては、かなりの衝撃でした。

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