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Palm/ケータイ/Javaで動かす
モバイル & ワイヤレス
DBアプリ構築ガイド

書誌

tagJava
author山口亮太, 山本哲也, 藤田聡
publisher翔泳社
year『DB Magazine 2001.8』p.94-101,110-121

目次

1感想
2抄録

履歴

editor唯野
2001.1.16読了
2001.1.29公開
2001.11.24修正
2012.1.17タグ追加

個人的なことをいうと携帯端末での DB 利用というものには以前から関心があり、特に端末側をフロントエンドとした DB 接続の可能性には注目していた。というのも、インターネット自体がブラウザから見れば一種の巨大な DB へのアクセスそのものであり、携帯端末から見たサービスはどんなかたちにせよ DB アクセス的なもの??というイメージが強いためである。ベンダごとの戦略(宣伝)には関心がないので製品の機能面は流し読みしたのだが、それでもなお内容的には概論の傾向が強くていまいちだった。タイトルだけで中身も見ずに買ってしまった私も悪いが、専門誌ならではのもう一歩踏み込んだ解説が欲しかった。

抄録

総論

モバイル環境での PC 利用に伴うデータの複写(レプリケーション)という使われ方は「サーバとの同時性を持たない = 持ち運びの可能な DB」という新たな可能性を実現した。昨今での Palm や Windows CE といった PDA の普及は、モバイル環境に特化したモバイル DB というジャンルを生み、先行した Sybase Adaptive Server Anywhere に続き、Oracle Lite、DB2 Everyplace V7.0、SQL Server 2000 Windows CE Editon など、市場は群雄割拠の様を呈している。また、一方では Java VM 上で動作するモバイル DB (Cloudscape や PointBase など)も現れ、DB 製品におけるラインナップの一翼として地位を築きつつある。

その上で最近のモバイル DB ではサーバ連携のための「ワイヤレス」(携帯電話、PHS、IrDA、Bluetooth など)を利用したソリューションに脚光が集まっている。次世代携帯電話の技術的流動性やエンジニアのスキルといった課題はあるが、現在挙げられるポイントとして 1) 通信の連続性 2) 通信帯域の安定 3) セキュリティ がある。C/S 型からモバイル、分散への移行と聞くと大きな隔たりを感じるが、ユーザインタフェースの変更という視点に立てば、既存技術の流用と捉えることもできる。

一般に現状では 1) サーバ DB に接続してのデータ取得 2) ローカル DB からのデータ取得??というのが DB アクセスの基本的な考え方になる。現在の主要ベンダによる取り組みを俯瞰すると 1) DB を集約するか分散するか 2) Java を言語として捉えるかプラットフォームとして捉えるか??がポイントになっている。

携帯電話

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