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奈津の蔵 (全4冊)

書誌

author尾瀬あきら
publisherモーニングKC
year1999-2000
price各\552+tax
isbn6-328632-0(1巻)

目次

1感想

履歴

editor唯野
2000.10.1読了
2000.10.1公開
2002.11.28修正

尾瀬あきらの名作といってよい『夏子の酒』の第二部。どうも最近の漫画界はこの手の「漫画作品の第何部」といった続き物の多い気がする。(もちろん先鞭を付けたのは講談社でしょうが。)まあそれはさておき肝心の内容はというと、やはり前作に比べればトーンダウンしているなという感じが強い。酒作りに女性が挑むという構成の点では前作と同じだが、伝記色の強すぎるせいか感情移入が難しくて、その分おもしろさにも欠けるのである。第一、そうでなくとも尾瀬あきらという人は作品が違っても書くことが同じというような側面があって、同じ酒作りというからには時代背景以外での違いも見せて欲しいというのが正直なところだった。

# とはいえ『夏子の酒』はすばらしいので未読の方は読みましょう :-)
# 後は三里塚闘争を扱った『ぼくの村の話』が秀逸です
# 何より社会問題をこれだけ正面から扱った作品としてだけでも貴重です

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