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小さな会社No.1のルール
ランチェスター経営1位作りの成功戦略

書誌

author佐藤元相
editor竹田陽一(監修)
publisherフォレスト出版
year2006
price1400+tax
isbn4-89451-215-7

目次

1感想
2抄録

履歴

editor唯野
2018.9.29読了
2018.9.29公開
2018.10.1修正

ランチェスター経営を扱った本で特に小規模・零細経営者が利益を出すための戦略という観点でまとめられた本。日経のビジネス雑誌などは特にそうだが、扱う話が大企業の場合ばかりであり、数でいえばはるかに多いはずの小さい業者向けとはかけ離れている場合が少なくない。しかしながら本書でもいわれているように(それはそれで得るところもあるとは思うが)、その種の強者の戦略を弱者が取るのは無謀である。だから、逆に大手では小回りが利かないところ、ニッチなところに対象を狭めて、そこでのNo1を目指そう――というのが本書のスタンスである。

割と実際の企業の例が出てきたり、ポイントもはっきりいくつと明示した上で説明されているあたりは、大変わかりやすく良いと思った。ただ、ニッチなところに目標を定めれば定めるほど、それは個々の会社独自のものになってくる。本書ではランチェスター経営の概要を扱っているが、突っ込んだところまで説明されているわけではないので、その辺は別の本なり実践して試行錯誤するということになるのだと思う。

# なかなかよかったので類書も読んでみようと思った。

抄録

5-6

私がここで言うナンバーワン商品とは、いつでも、価格を下げることなく売れ続ける商品は何か ? ということである。

そんなのない ?

いいや実は、どの会社にもナンバーワン商品は存在する。だたそれが何であるかが見つけられないだけだ。

もしあなたの会社のナンバーワンが見つかったらどうなるか ? 今度はそれをどう売るかを考えることである。そう。お客が何のためらいもなく買ってくれるような仕組みを作り出すことだ。

22

つまり、ここから分かることは、あらゆるすべての分野で1位ではなくて、「ある特定の分野1位(ナンバーワン)なんですよ」と言っているということだ。

これこれ ! こういう発想 !

大きな分野で1位になるのではなく、「あなたの得意な分野」「市場の小さな分亜」「とってもローカルな分野」などで1位になればいいのである。

28

ただしここで、注意しておきたいことが1つある。資金力に恵まれないお店が資金力に恵まれた店のマネをして「うちの会社は日本で一番安いんだ !」としてはいけない。

価格で勝負をすれば、条件の恵まれたほうが勝つに決まっているからだ。何度も言うが、「価格が安い」ということで集まってくるお客は、あなたの店に魅力を感じているのではく、価格に魅力を感じているということを忘れてはいけない。

34

しかし、忘れてはならないことがある。

どの業界にも必ず競争相手がいるということをである。

インターネットの場合、お客があなたの会社で取り扱っている商品ジャンルをキーワードで検索するとしよう。すると瞬時に会社名が表示される。ところが、そこには起用そう相手も表示されている。お客はワンクリックで、自分の望む会社を選ぶことができる。

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