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9割の人が間違ったスーツを着ている
成功する男のファッションの秘訣60

書誌

author宮崎俊一
publisher講談社
year2011
price1300+tax
isbn978-4-06-299752-2

目次

1感想
2抄録

履歴

editor唯野
2014.12.29読了
2015.1.12公開
2015.1.19修正
2015.1.25修正
2016.9.14修正

私のように服装に無頓着な人間には大変お勧めといってよい本で、男性のスーツの基本的な選び方と最小限のワードローブの構成についてを端的にまとめている。著者が銀座松屋の関係者ということで、若干自社の宣伝も含まれているが、それを割り引いても良書だと思う。むろん、書かれていることは基本的なことなので、詳しい人や最低限以上のものを求める人には不向きだと思われるが、裏を返せばそうでない人には(とりあえずスーツに関しては)本書だけで十分といってよいのではないかと思う。

この種の本は割と「あれもこれもいいものがある」という百花繚乱、もしくは単なるブランド紹介であることの多い印象があったので、ミニマリスト的な切り口には好感が持てた。そのため新社会人となる人にもお勧めできる内容だと思う。ついでに季節に応じた最小限の私服編も出してくれないものだろうか。

# P.S. と思っていたら私服編となる『成功している男の服選びの秘訣40』が出ていました

抄録

4

極端な話、ビジネススタイルで「仕事がデキる男」という印象を周囲に与えるために、センスは絶対条件ではないのです。

必要なのは、これから私がご提案する、いくつかのルールを理解すること。スーツ選びに費やす数十分、スーツときちんと向き合うこと。これだけです。

12

一方で欧米人の考え方は、まったく逆です。ヨーロッパでは、服装は文化であり、着る人自身の履歴を表すものでもあります。自分の家系や学歴も含め、服装にすべてが表れると考えていますから、初対面の相手の印象は、服装を判断基準にほとんど決まってしまいます。

14

でも百貨店の売り場に長年立ってきた経験から申し上げますと、「9割の人は、自分の正しいサイズを把握していない」のが現実。知らないのが普通なんです。

15-16

みなさんがスーツを選ぶ際に判断の基準とされているのがサイズ表示だと思います。しかし同じサイズ表示になっていても、ブランドやメーカーによって肩幅や袖丈に違いがあります。

「Aのスーツはシワが出るのに、Bのスーツはシワが出ないな」といった「差に気づく」ためには、10着程度の試着は必要なのです。

最悪なのは、体型に合わないスーツを「ワンサイズ上げて」買ってしまうこと。そうならないためにも、どんどん試着してください。-/-

「お店の人に悪いから」なんて、気を使う必要はありません。合わなかったら堂々と、「ありがとう、また来ます」でいいと思うんです。何着試着しようと、どこかしっくりこないなら、断って当然です。

17

-/-本からの知識は実地での経験に遠く及びません。ですからスーツを買おうと思ったら、「自分と相性のいい販売員がいる店を探す」ことから始めるのも、ひとつの手です。

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