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DEATH ROCKER II
金剛夜叉編

書誌

author藤沢直人
publisherラポート
year1998
price860
isbn89799-283-4

目次

1感想

履歴

editor唯野
2001.autumn読了
2002.1.29公開
2002.11.24修正

p.96

すごく寡作な人の本。どのくらい寡作かというと、今までに 3 冊しか本を出していない。つまり、本書とその前作と後は『gargoyle』という本である。作者の Web ページにも書いてあるのだが、私からみても「趣味でやってるとしか思えない :-P」感じである。実際、この本も何というか(まあ狙ってる部分もあるでしょうけど)少し野暮ったさというか素人っぽさというかの感じられる絵柄であり内容だと思う。

では、なぜそんな寡作な作家を知っているのかというと、これも学生時代のバイトで知ったのだが、多分、そんな機会がなければ全く著者のことを知ることはまずなかっただろう。そう考えると本の世界は実に深いというか、いくらでも無名そうでおもしろい人がいるということである。私の場合は上述の『gargoyle』を読んで惹きつけられてしまったクチだ。既に絶版の可能性が高そうなのだが、大手商業誌では無理な(多分、これがポイントだろう)ファンタジーに接してみたければ、一読することをおすすめする。私から見ると、諸々な意味での不完全さが逆にファンタジーにとって、いい味とバランスを醸し出しているのだ。

# 巻末には一応 3 巻の告知があるのだが、いつになるのやら...

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