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テンプレート仕事術
日常業務の75%を自動化する

書誌

author信太明
publisher東洋経済新報社
year2010
price1500+tax
isbn9784-4-492-04372-1

目次

1感想
2抄録
3.

履歴

editor唯野
2016.5.23読了
2016.11.9公開

仕事の効率化をテンプレート(雛形)化という点に絞って書かれた本。今時のビジネスパーソンであれば誰しも多少のテンプレート化はしていると思われるので、全くそういうことをしたことのない人には参考になると思われるが、そうでなければ少し物足りないかもしれない。チェックリストやマニュアルなどもテンプレートの一種として捉える点ではよく整理されているが、最近個人的に強く思うのは、これらを作るだけでなく継続的に改善していけるかどうかということである。

つまり、作るのと同じくらい、というよりも実際に運用し続けるための仕組みのところまでテンプレート化しておかなければならない、ということである。ToDoリストなどでもそうだが、リストアップされたものがそのままでは何の意味もない。最新のものに更新され続けることで「今(とそれに続く将来)」にフォーカスできるわけで、それがなるべく意識しないでも自然にできる(トリガーの敷居が低い)ようにしておかなければらない。

PDCAサイクルや徹底の重要性ということを指摘する本は少なくないが、その習慣化を企業文化であるとか、精神的な「やる気」であるとか、ルールで縛った強制的なものではなく、日課の何かをしようとした時点で自然に目に入る、シチュエーション(場所など)が変わったらまずはこれをする、といったレベルの仕組みにまで落とし込まないと継続というのは難しい。

ダイエットなどでもそうだが成果を出せるかどうかというのは、何をやったかどうかよりも続けられたかどうかの方が重要である。そして、それが好きなことであれば問題ないが、なかなかそういうことばかりでは済まないのが現実である。「必要だと思うけれども続けられない」ことを続けるためには「それが苦にならないくらいトリガーを簡単にする」必要がある――少なくとも私のようなものぐさな人間にとっては。

そう考えると、そこまでフォーカスした親切な(?)本はあまりないような気がする。今の時代では特に需要はあると思うのだが。

抄録

5/6 cf.3

それは、何でもテンプレート化することで、効率化を図ってきたから。

.

-/-しかし、1つだけ大きな違いがあります。それが「効率化」へのこだわりです。-/-

効率化は、精神論ではできません。科学的に、仕掛ける必要があるのです。

20

一定のパターンを作っておけば、それを使い回すことで、
いつでも、誰にでも、短期間で、ミスやうっかりを防いで、
効率よく仕事を成し遂げることができる

22

本書ではテンプレートのみを広義に捉え、以下のものとして想定している。

  • フォーマット
  • リスト
  • マニュアル

29

そこでテンプレートの出番です。テンプレートを用意しておけば、ルーチンワークの仕事にかける時間を大幅に削減できるのです。

75%のルーチンワーク仕事に25%の時間しかかけずに、25%の高付加価値業務に75%の時間を投下する

34

人間は「忘れる生き物」。だからこそ、何かを覚えていられるほうが不自然だと言ってもいい。だったら、物事は必ず忘れることを前提で物事を勧めないとダメ。忘れても大丈夫な環境を作っておくのが望ましいと私は考えます。

そこで、テンプレート化なのです。

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