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天 (全18冊)
天和通りの快男児

書誌

author福本伸行
publisher竹書房
year1989-2002
price648+tax (18巻)
isbn8124-5648-7

目次

1感想

履歴

editor唯野
2002.5.?読了
2002.7.1公開
2002.7.27修正

福本伸行の『アカギ』と並ぶ麻雀長編漫画。本来は別個の作品だったはずなのだが、(同じ出版社だからか ?)途中から壮年のアカギが登場し、最後はアカギの死で終るという、なんだかとても主人公(天、ひろゆき)が蚊帳の外な作品。というより、そういう傾向は『アカギ』でも同じで、主人公よりも周りの狂言役によって置かれている危機の内容から謎解きまで説明されるという感じがしないでもない。

著者も触れているように長過ぎた東西戦など変なところはたくさんあるが、それでも最後を「アカギの死」という象徴的な(麻雀と何の関係もないといえばないのだが、この際それは措くとして)逸話で締めた点はよかった。むろん、一種の安楽死を選んだ(もちろん今の日本では違法である。最近、オランダで合法化された)アカギの生き方なり、最後の特異な通夜で語られる言葉もひとつの生き方ではある。しかし、そういう人間の死という部分を(劇画誌でありながら)正面から取り上げている点は賞讃に値する。だから、こういってもよい。『アカギ』を読むなら最初の 3 冊、『天』を読むなら最後の 3 冊であると。

18巻

# 後は「ざわざわ」を読みましょう :-)

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