ホーム > 読んだ >

筑紫哲也のき・ど・あい・らく
my emotions

書誌

author筑紫哲也
publisher晩聲社
year1994
price1,236
isbn89188-237-9

目次

1感想
2抄録

履歴

editor唯野
1997 ?読了
1998.11.8公開
1999.10.30修正

主に彼がテレビ・キャスターになってからの文章を集めた感じの本である。最後の方には週刊金曜日の話も出てくるので、主には90年代初頭の話題で構成されている。考えてみれば、その週刊金曜日も今秋で5周年を迎えたわけであるから、あの雑誌もできてから、もうそんな時間が...といえなくもない。ただ、個人的には週刊金曜日の「自我作古」での彼の文章にもっと接したいものだ。

ちなみに、この本も読んだままに1年近くは放置していたと思われる1冊である。恐らく、今の時点で再読をすれば更に得るところもあるのだろう。惜しむらくは、そのための時間のないことである。

抄録

22

番組を誉める電話は少なく、視聴者とは文句をいう人とほぼ同意義の世界。また、正当なクレームは一部である。手紙だと逆になる。

27

ドキュメンタリーなりのテレビが自分の「文体」を主張しすぎては、それはそれでフィクションとなってしまう。テレビは不完全で偶発性の強いメディアと割り切った方が面白味がある。現実に「絵」のない今の日本に対する「演出」ということ。

32

エンターテイメントとしての番組が現代を映し出すという意味でのテレビのすごさ。

34

教科書論争に熱中する大人が忘れているのは、それを読むのが誰かということである。そして、教科書とは基本的には「読みたくない」ものであり、それは当たり障りのないものであればあるほど、そうなる。この当たり障りのなさと機械的な対応は符合する。

40

ヒトラーの場合における宥和政策への反省がフセインに対する性急な対応になったという見方。

全文を読まれる場合はログインしてください


Up