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差をつける ! スキルアップ仕事術
[超] WORK HACKS !
スーパー・ワークハック !

書誌

author小山龍介
publisherアスコム
year2007
price1500+tax
isbn978-4-7762-0461-9

目次

1感想
2抄録
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
15.
16.
17.
18.

履歴

editor唯野
2020.3.10.読了
2019.3.11公開

ライフハック本も徐々にそれ以上のものを目指そうとしている感があり、本書はまさしくそれを目的とした本となっている。ただ、こうなってくると内容的にも人間的な高みを目指すということになってくるため、そうなればなるほどライフハックにこだわる必要もなくなってくる。なぜなら、そういうレベルを超越してくるので、ライフハック自体が一手段に過ぎなくなってくるためである。それゆえ、書かれていることも後ろへ行けば行くほど人生論的な本と大差がなくなっている。

もちろん本書ではそういう段階に至るためのツールとしてライフハックを肯定し、ハックの意義を本来的なハッカー(すごいことを達成するプログラマ)的な意味合いで用いているが、読んでいると半分は著者自身の中でのライフハックに対する進化もしくは深化の告白という感じがしないでもない。

私からみると著者のいう「究極のオレ様化」は、ニーチェの「超人」の方がしっくりくる。20世紀の哲人は個人の問題の究極的なところにある「自分を拠りどころにする」ことの意味をはるかに深く捉えていると思う。(というか私はいまだにこの点でこれを超える本(『ツァラトゥストラ』)に出会っていない。)また、ライフハック本も含めてこの種の本は成功もしくは非失敗に対するリスクマネジメント的な側面が強い。もちろん、それはそれで問題ないのだが、挫折とか災害・病気のような逆境の有無も人生には大きな影響を与える。逆境においてなお平常を保てるか――は私自身も至らないのだが、それさえも超越できる結論を提示できているのか ? と問われると本書はまだ弱い気がした。

抄録

3 cf.6

そこでこの本では、ライフハックに「不安を取り除く」ための仕事術という、新しい解釈を加えました。そのキーワードは、嵐に打ち勝つために「成長する」ということ。日々の仕事で知恵を身につけ、ぐんぐん成長できているという実感が、僕たちから不安を取り除いてくれるのです。そのためのライフハック、つまり、今の仕事を楽しくこなすだけではなく、10年後を見据え「成長していくためのライフハック」=ワークハックを提案したいと思うのです。

4

-/-たしかに、ライフハックというと仕事を効率よくこなすための小手先のテクニックのような印象もあるかもしれません。しかし、一見複雑に見える熟練した仕事の技術も、小さなテクニックの組み合わせ。ひとつひとつの小さなライフハックを習得していくことで、より高度で熟練した仕事をこなせるようになるのです。

10-11

ライフハックレベルのチェック表。

20-21

効率のよさを決めるのは、ひとえに訓練です。同じ動作を何度も繰り返すことによってスピードも上がり、精度も上がる。それが白帯ライフハック。作業中に考えてはいけない。迷いを断ち切って作業に没頭する。そのためのプロセスを身につけることが、ポイントになってきます。このプロセスは別の言い方をすれば「型」と呼ぶことができます。

23 cf.28/33

-/-業務をしている途中で考え込まなければいけないようではダメなんです。すでにあらゆることを考え切ったあとに作業を始めるということが重要なのです。多くの人が、作業に手をつけて、そこから「どうしようか ?」と考え込む。これではスピードが格段に遅くなってしまうのです。

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