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時間とお金にゆとりができる「小さな家」

書誌

author尾崎友吏子
publisher誠文堂新光社
year2017
price1200+tax
isbn978-4-416-51732-1

目次

1感想
2抄録

履歴

editor唯野
2017.7.24読了
2017.8.20公開

小住宅本でAmazonでの評価が高かったので買ってみた一冊。必要なものだけに囲まれた小さな家の方が、不用品を手入れするような余計な時間や手間を取られないため、結果的にゆとりのある暮らしを生むのだということ。そのためには持ち物や収納に対する考え方を変えることが必要で、あくまでも必要性の観点で持ち物を選び、余計なものは持たない必要があることを説いている。

確かに大邸宅でも使われていない部屋に物が置いてあるだけであれば、それは本来の目的を成していないし、逆に小住宅でいかに効率的に収納場所を作り出したとしても、物の量が容量を超えていれば、結局は収納が足りないという状況に陥る。それでは結局のところ収納が足りないという根本問題は解決しない。

だから、著者が述べるように自分のライフスタイルに住宅を合わせつつ必要な持ち物に絞るというのは正しいと思う。私から見ても、例えば最近のキッチンの流行りであるアイランドキッチンなどは、雑誌で見かけるようなきれいなカウンターだけの状態を保つというのは難しい。少なくとも食洗機がなければ洗った食器も都度片づけなければならないことになるし、それが毎日のこととして納得できるのか――そういうことを事前に考える必要がある。えてしてイメージだけで選んでしまうとこういうものは失敗しやすく、だからといって最新の電化製品があればいいというものでもない。

なぜなら、その電化製品も次から次へと新しいものが登場するからで、、一例を挙げればTVやPCがあそこまで薄くなることなど少し前なら想像できなかったことだからである。柔軟性を持たせつつ何を重要と考えるか――住宅というのはそこに住む人のそういう考え方を照らすものなのだということ、だからこそ家は「買う」のではなく「建てる」という意識をもっと多くの人が持つべきなのだと思う。

抄録

4

小さな家は、想像以上に快適です。ルーティンにしていた苦手な掃除もあっという間に終わります。

今まで、家の維持管理にかけていた時間やお金を、もっと別のことに費やせるようになりました。-/-

12

著者の家の間取図。

22

光熱費を抑えるために、寒すぎる部屋や暑すぎる部屋で冷暖房を我慢するなど、小技を駆使するより、小さい部屋で効率的に冷暖房するほうが、快適だし、特別な技も必要とせず、無理が生じません。

23

使っていない空き部屋や、ガラクタ置き場を管理、メンテナンスする家事労力を、コストとして換算してみましょう。コンパクトな住まいのほうが、ムダなコストを削減し、少ない労力で家中をきれいにすることが可能です。

23-24

家のガラクタを整理し、本当に必要で、大切にしているものだけとの生活。不用品を整理する過程では、それが暮らしに必要か、不必要かの選択を繰り返します。それによって、自分や家族は、何を大切にして生活しているのかが見えてきます。自分軸での要不要の選択肢が養われます。

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